漆とは〜世界に誇る日本品質:漆塗りの評判〜口コミならクラスティーナ
漆(うるし)とは、ウルシ科のウルシノキ(漆の木)やブラックツリーから採取した樹液を加工した、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料である。塗料とし、漆工などに利用されるほか、接着剤としても利用される。主成分は漆樹によって異なり、主として日本・中国・産漆樹はウルシオール(urushiol)、台湾・ベトナム産漆樹はラッコール(laccol)、タイやミャンマー産漆樹はチチオール(thitsiol)を主成分とする。漆は油中水球型のエマルションで、有機溶媒に可溶な成分と水に可溶な成分、さらにどちらにも不溶な成分とに分けることができる〜口コミならクラスティーナ。
空気中の水蒸気が持つ酸素を用い、生漆に含まれる酵素(ラッカーゼ)の触媒作用によって常温で重合する酵素酸化および空気中の酸素による自動酸化により硬化する。酵素酸化は、水酸基部位による反応で、自動酸化はアルキル部位の架橋である。酵素酸化にはある程度の温度と湿度が必要であり、これがうまく進行しないとまったく硬化しない。硬化することで極めて丈夫なものになるが、二重結合を含んでいるため、紫外線による劣化が問題である。金属などに塗った場合、百数十度まで加熱することで焼き付け塗装することもできる〜評判のクラスティーナ。
用途
◇塗料〜世界に誇る日本品質:漆塗りの評判〜口コミならクラスティーナ
最も一般的な用途は塗料として用いることである。漆を塗られた道具を漆器という。黒く輝く漆塗りは伝統工芸としてその美しさと強靱さを評価され、食器や高級家具、楽器などに用いられる。漆は熱や湿気、酸、アルカリにも強いが、紫外線を受けると劣化することが知られている。極度の乾燥状態に長期間曝すと、ひび割れたり、剥れたり、崩れたりする。腐敗防止、防虫の効果もあるため、食器や家具に適している〜品質ならクラスティーナ。
黒漆と赤漆を用いて塗り分けることも行われる。昭和以後は酸化チタン系顔料(レーキ顔料)の登場により、赤と黒以外の色もかなり自由に出せるようになった。漆を用いた日本の工芸品では京漆器がよく知られており、漆塗りの食器では、輪島塗などが有名。竹細工の駕籠を漆で塗り固めるもの(籃胎)や、厚く塗り重ねた漆に彫刻を施す工芸品(彫漆)もある。碁盤の目も、伝統的な品では黒漆を用いて太刀目盛りという手法で書かれる〜口コミならクラスティーナ。
◇接着剤〜世界に誇る日本品質:漆塗りの評判〜口コミならクラスティーナ
江戸時代などには、漆を接着剤として用いることもよく行われた。例えば、小麦粉と漆を練り合わせて、割れた磁器を接着する例がある。硬化には2週間程度を要する。接着後、接着部分の上に黒漆を塗って乾かし、さらに赤漆を塗り、金粉をまぶす手法は金継ぎ(きんつぎ)といい、鑑賞に堪える、ないしは工芸的価値を高めるものとして扱われる〜評判のクラスティーナ。
製法
◇樹液の採取〜世界に誇る日本品質:漆塗りの評判〜口コミならクラスティーナ
ウルシ科のウルシノキ(漆の木)やブラックツリーから採取する。ヤマウルシでもうるし成分は採れるが、量が少なく使われない。対象とする樹の幹の表面にV字型などの切り込みを付け、染み出す樹液を、缶などを使って溜める。切り込みの溝にも樹液が溜まっているので、これも合わせて掻き集める。この様に集めた樹液を「あらみ」と呼ぶ〜品質ならクラスティーナ。
うるし掻きの方法は、一年で樹幹の全体に傷を付け、うるし液を採り切り、その後萌芽更新のため木を切り倒してしまう「殺掻き(ころしがき)法」が主流である。植付後4〜5年ないし6〜7年の樹周が20cm内外になる頃、また、樹齢の大きいものでは樹液が盛んに流動する5〜6月頃から11月中旬に採液を行う。他には、数年に渡って採り続ける「養生掻き法」がある〜口コミならクラスティーナ。
以下、殺掻きの採取法について記す。まず外皮を削り取り、樹幹の地上25cmの箇所から梢方に35cmほどの間隔で樹幹の一側面に長さ2cm余の横溝をつけ(これを検付という)、次に反対面にもまた表面検付間のほぼ中央から検付を施し、梢方に向かって表面と同様に行ない、螺旋状に傷を付ける(幹囲22〜25cmの樹では樹の一方の側面からのみ採液し、これを「一腹掻」といい、幹囲27〜45cmくらいのものは両面より採液し、これを「二腹掻」といい、幹囲のさらに大きいものは三腹掻を行なう)〜評判のクラスティーナ。
傷の長さは2〜3cm、深さは6mm、検付の数は、周囲22〜25cmくらいのものでは9〜11箇所、検付が終れば溝の上部6〜9mmばかりの箇所にさらに横溝を付け、次に材部にまで達する傷を与え、流出する灰白色の乳状の液を漆壺内に採集する。掻工は、一日に全担当樹の4分の1を採液し、全樹の採液が終わったら元の樹に返り、旧検付の上方6〜9mmばかりの箇所に横溝を施して採液し、以上の作業を幾回も繰り返す〜品質ならクラスティーナ。
溝の長さは回ごとに長くし、秋の彼岸までに十数回〜二十数回の横溝を画して採液する(これを辺掻または本掻という)。最下部は、表裏両面ともに検付の上下に横溝を施し、すると傷の配列は中央のくびれた鼓状をなすので、鼓掻といい、辺掻と区別される。辺掻で得た液は初漆(6月中旬〜7月中旬までに採集したもの)、盛漆(7月中旬〜9月中旬までに採集したもの)、末漆(9月初旬〜秋彼岸までに採集したもの)に区別される〜口コミならクラスティーナ。
辺付が終わったら、検付の下部および幹の細い部分から採液し(この液は裏あるいは裏漆という)、さらに幹面不傷の部を選んで採液し(この液を止あるいは留漆という)、また枝を伐採し小刀で傷を付け採液する。採液がことごとく終了したら、樹幹を伐採し根株から発芽させ新林に備えることとする〜評判のクラスティーナ。
◇漆の精製〜世界に誇る日本品質:漆塗りの評判〜口コミならクラスティーナ
あらみには、樹皮やゴミなどが混ざっているので、まず少し加熱して流動性を上げてから濾過をする。現在は、綿を加えた上で、遠心分離器で分離する方法も使われている。濾過が終わったものは生漆(きうるし)と呼ぶ。生漆の精製は、攪拌して成分を均一にして粒子を細かくする「なやし」と天日などで低温で水分を蒸発させる「くろめ」という2つの工程に分類される。また、これらの工程で用途や品質に合わせて油分や鉄分等の添加剤が加えられて精製漆となる〜品質ならクラスティーナ。
精製時に鉄分を加えると、ウルシオールなどとの化学反応で、黒い色を出す事ができ、黒漆(くろうるし)となるが、鉄分を加えないと色の薄い透漆(すきうるし)となる。精製漆には有油系と無油系の2系統に大きく分類される。一般に有油系は発色・つやが良く加飾や上塗りに用いられる。無油系は研磨(研ぎ出しや蝋色仕上げなど)に向いている。精製が終わった透漆には、必要に応じて朱色(辰砂)などの顔料を加えて色を付けて使用する〜口コミならクラスティーナ。
